2001-06-26 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
○日下部禧代子君 そこで、大臣の諮問会議の席上での御説明の文言、幾つかその真意をお聞きしたいところでございます。 まず、「来年度を国立大学にとって歴史の転換点とし、」とお述べになっていらっしゃいますが、これはどのようなことを意味するのでございましょうか。
○日下部禧代子君 そこで、大臣の諮問会議の席上での御説明の文言、幾つかその真意をお聞きしたいところでございます。 まず、「来年度を国立大学にとって歴史の転換点とし、」とお述べになっていらっしゃいますが、これはどのようなことを意味するのでございましょうか。
○日下部禧代子君 ところで、六月十一日でございますが、第十回経済財政諮問会議の席上におきまして、大臣は、大学、特に国立大学の構造改革の方針及び大学を起点とする日本経済活性化のための構造改革プランを御説明になられました。この御説明、会議録を拝見いたしましたが、どうもはっきりとしないところがかなりございます。そこで、この際、御説明をさらにいただきたいというふうに思うのです。 まず第一に、今私が申し上げました
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 きょうは、大学改革を中心にいたしましてお伺いしたいと存じます。 今回提出されております三法案におきまして、大学改革に関する主な事項というのは、大学制度の弾力化、すなわち高等学校を卒業した者でなくても当該大学に入学させることができるという大学入学年齢制限の撤廃、それと、大学院へも飛び入学ができるという学部三年終了
○日下部禧代子君 ありがとうございました。 ところで、今私どもが審議しております三法案というのは、国民会議の最終報告に基づきまして文部科学省の二十一世紀教育新生プランの第一ステージ、その中で緊急に対応すべき事項という形でこの三つの法案が上程されたわけでございます。 そこで、お伺いしたいのでございますが、果たして今回この三法案に盛られましたこと、特にきょうの参考人の皆様の一番焦点にもなっております
○日下部禧代子君 きょうは、四人の参考人の皆様、大変興味深い示唆に富むお話を本当にありがとうございました。 さて、今回の法改正は、御承知のとおり、内閣総理大臣の私的諮問機関である教育改革国民会議の最終報告に基づいたものでございます。 まず最初にお聞きしたいのは、これは四人の参考人の皆様にお聞きしたいのでございますが、そこで十七の提案がなされております。きょうはこの国民会議の提案そのものの審議ではございませんけれども
○日下部禧代子君 やはりこれは全体的な計画というものをきちんと立てる中で進めてこそできるだけ早くということが可能になってくるのではないかというふうに思うわけでございます。教員の確保というのは、看護学科は特に看護学部出身の教員を確保するのが難しい、これはもう鶏と卵の問題だというふうに私も承知しております。 したがいまして、なるべく早くその教員になり得る方々を養成するというためにも、やはり大学への移行
○日下部禧代子君 今のお答えは、例年私この質問をさせていただいておりますが、ほとんど変わっていないようなのですね。改革を旨となさる新しい内閣におきまして、そしてまた新しい編成の中での文部科学省といたしまして、単なるできるだけ前向きにというようなあいまいなお言葉ではなく、もう少し明確にきちんとした計画あるいは全体像というものを明らかにする、あるいはまた単に準備だとか、あるいは準備が整ったりとか、あるいは
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 最初に、国立医療技術短期大学部の改組についてお伺いいたします。 看護教育の大学化を推進しようとする法改正の趣旨につきましては、かつて厚生委員会に所属しておりますときから一貫して申し上げてまいりましたことでございます。その実現が図られているという点につきましては、大変評価をしているところでございます。平成五年度
○日下部禧代子君 どうも、恐れ入ります。 さらに、子供手当の創設ということも必要であります。 以上、安心して子供を産み育てることができる社会のための条件整備について社民党の政策を述べてまいりました。 その前提となっている考え方は、女性及び子供の権利の確立ということにあります。子供たち一人一人がかけがえのない存在として平等であるという憲法、教育基本法、子どもの権利条約を貫く子供の最善の利益を保障
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。社会民主党を代表して意見表明をいたします。 本調査会において、私たちは三年間にわたって、少子化、出生率の低下に関する検討及び分析をさまざまな角度から行ってまいりました。それは、とりもなおさず、男性と女性がともに支え合い、喜びと責任を分かち合いながら、自由な生き方を選択することができ、また労働と余暇、職場と家庭、地域社会における調和のとれた生活時間
○日下部禧代子君 もう御質問ができませんので、今お三方の御意見をいただきまして、本当に一言で言えば大変いいお言葉をお二人からいただいたのでございますが、いわゆる学級王国から学級学校共和国へ、そして収容所からやはり共和国へというふうな形で我々も努力させていただきたいと思います。 本当にありがとうございました。
○日下部禧代子君 今の天笠先生の御主張に対しまして、長谷川先生、三輪先生、いわゆる学級担任制の問題点を天笠先生は御指摘なさっていらっしゃって、そしてそれがいわゆる明治以来の学校観を転換させる非常に重要な点であるというふうな御主張だというふうにお聞きしたわけでございますが、その学級担任制の問題点、教科指導の専門性の低下だとか学級間の格差だとか閉鎖的であるとか、そういう問題点を御指摘になりました。 長谷川先生
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。 きょうは、お三人の先生方の御意見、非常に興味深く拝聴させていただきました。ありがとうございました。 まず天笠参考人にお尋ねしたいのでございますが、先生は明治以来の学校観を今変えるときであると。確かに私、学校観を変えるときであるという点に関しては全く異論のないところでございます。しかし、私の場合、なぜ転換すべきかということは、一つは学校の目的
○日下部禧代子君 三重野議員の御質問にお答えしたいと存じます。 通常の学級に在籍いたしまして障害に応じて特別の指導を受けるいわゆる通級指導というのは、これは一九九三年から、平成五年から行われております。この指導を受ける児童生徒の数は、一九九九年度におきましては、今二万六千人となっております。 現在、通級指導のための加配というものは行われています。しかしながら、このような障害を持つ子供たちがふだん
○日下部禧代子君 畑野議員にお答えしたいと思います。 まず、教育効果ということでございますが、何をもって教育効果というのか、あるいはまた何をもって学力というのかという、その定義というのは非常にこれは簡単ではないというふうに思います。最近学力が低下しているということを本委員会でも有馬議員がしばしばお取り上げになっていらっしゃいますが、やはりその学力の低下というのは何が学力かということによってもこれはかなり
○日下部禧代子君 畑野君枝議員に対してのお答えをさせていただきます。 私どもに対する御質問は三問ございました。 まず最初の、学級規模の縮小が求められているが、野党案の積極的な意義についてということに対しまして、私からお答えをさせていただきたいと思います。 学校教育の基本単位というのは、生活集団、そして学習集団としての学級でございます。日本語の教育という言葉からは、教えるあるいは与えるという意味合
○日下部禧代子君 石田美栄議員にお答えいたします。 学級編制の標準と都道府県が定める基準はどのような関係になるのかというお尋ねでございました。 公立の小中学校の学級編制につきましては、国が法律で定めた一学級の児童数または生徒数を標準といたしまして、都道府県の教育委員会が基準を定め、その基準に従って市町村の教育委員会が各学校の学級編制を行うこととなっており、改正案においてもそのことは同様でございます
○日下部禧代子君 ただいまの御質問でございますが、私個人はもちろんのことでございます、全く御縁がございませんで、ああそういうことがやっぱりあったのかなと、うらやましいことであったなというふうには、これは冗談でございますが、私どもの党に関しましてはそういううらやましい話も、私聞いたこともございませんでした。 本当にもしそういうことというものがあるとしたら、私どもの党にはそのような疑念に関することはないというふうに
○日下部禧代子君 畑野委員にお答えいたします。 機密費流用に関する実態の全容解明というのは、本当にその重要性そしてまたその緊急性におきましても、当然のことながらその解明というのは論をまたないところでございます。野党といたしましても、これまでそのために全力を挙げてきたところでございます。今後も追及の手をいささかも緩めることなく取り組んでいかなければならないというふうに思っております。 しかし一方で
○日下部禧代子君 十年間で一〇%にという、いわば私が申し上げましたアファーマティブアクションとも言うべき数値目標をお立てになりましたということは評価いたします。会長の吉川先生も私、個人的でございますが、何度かお会いして、お会いするたびに半ば脅迫めいて吉川先生に申し上げておりますので、それは実現されるものだと、そしてまた会員の皆様方の御努力によってされるものだというふうに信じていたいと思います。時々また
○日下部禧代子君 二名から七名ということは三・五倍。三・五倍という数字だけをとればこれは大変な増加率であるなというふうに思いますが、しかし実数をお聞きになるとみんな、えっ、ということになるのではないかというふうに思います。 日本学術会議が発足したのが昭和二十四年、一九四九年でございます。それから、初めて女性の会員が出現いたしましたのが何と一九八一年、昭和五十六年。四半世紀において女性の会員は一人もいらっしゃらなかったのでございますね
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、昨年の三月十四日あるいは十五日、二日続けまして本委員会において質問をさせていただきました日本学術会議についてお伺いさせていただきたいと思います。 日本学術会議の会員は二百十名でございますね。これは約七十三万人の日本の科学者の中から選ばれた方々でいらっしゃいます。その二百十人のうち女性の会員は二人でしかないというその
○日下部禧代子君 きょうは、小川先生それから八代先生、大変豊富な資料に基づきまして説得力のある、そして刺激的な問題提起、本当にありがとうございました。 先ほどのお話の中で、小川先生は地域の年齢構成の問題にお触れになりましたし、また八代先生は日本的雇用慣行の中での問題点の一つとして、職場とそれから住居の距離の問題についてお話しになりました。これは非常に私は重要なことだろうというふうに思っております。
○日下部禧代子君 今お答えいただきましたが、再編以前は職員といいましょうか、高齢社会対策室というのがございまして、そこで十五名の担当職員が配置されていたというふうに私記憶しておりますけれども、それが七人になったということは、これはどのような理由からでございましょうか。
○日下部禧代子君 そこまで質問していませんよ。 はい、わかりました。七名に一応今、担当の職員はなられたということですね。はい、わかりました。 それから、今からお聞きするのが、対策会議はどのくらい開催されているのかということを今からお聞きしますから、質問はよく聞いておいてください。
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、高齢社会対策基本法の実施体制及び実施状況についてお伺いいたします。 この法律は、本調査会の提案によりまして平成七年十一月に成立し、十二月から施行された議員立法でございます。省庁再編以前は、総理大臣を会長とする高齢社会対策会議が総理府に置かれまして、その庶務は総務庁の高齢社会対策室が対応していたわけでございますが
○日下部禧代子君 資料を配付するというだけでは意見を聴取したということにはならないと思いますね。やはりきちっと御意見を聞く場を設定するということが必要である。これは障害者だけではございませんで、女性の場合も同じでございます。 ところで、二十八日の本委員会におきまして、私は本法案の用語あるいはクローンの定義につきまして議論をさせていただきました。これはかなりさまざまな問題もあるような感じで私は受けとめたわけでございますが
○日下部禧代子君 ところで、二十四日の参考人質疑あるいは二十八日の本委員会におきまして、国民の合意、なかんずく女性の意見を法案に反映させることの重要性ということが重ねて議論されておりますが、私はきょうは障害者の声を聴取するということの重要性についても指摘をさせていただきたいというふうに思うわけでございます。遺伝子操作と優生思想の関係というのは常に警戒をしておかなければならないというふうに考えております
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昨日、二十九日にヒト胚研究小委員会が開催されました。このたび始まったこのヒト胚研究小委員会は、附則にございます「総合科学技術会議等における検討」という、その中にと考えてよろしいのでしょうか。言葉をかえると、ヒト胚研究小委員会とこの附則との関係というのはどのようなものか。これを、恐れ入りますが、通告しておりませんでしたが
○日下部禧代子君 今のお答えでなおさらやはりこれはわかりにくい。その使い分けをどうやってするのかということになりますね。 学会ではそれじゃ融合胚を使わないでハイブリッド胚と使うんですか。それとも集合胚と言わないでキメラ胚というふうに使うわけでございますか。
○日下部禧代子君 やはり解答というのは丸をつけないと、試験問題でございますと、これは文部大臣も兼ねていらっしゃいますので、その点、採点ができないのでございます、私、元教師といたしまして。やはり難易度というのがつけられないくらい難しいというふうな解釈をさせていただきたいと存じます。 ところで、難しさとわかりにくさの一つに用語の問題があろうかと存じます。学者でも、科学者でございますね、なかなかわかりにくいというお
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、本法案についての共通の認識というのはわかりにくいということではないかなというふうに思うのでございます。これは、先ほど政務次官も、やっとわかりかけてきたら審議が終わりかけてきたというふうに非常に正直な御感想をお漏らしになっていらっしゃいました。私もわかりかけてきたその最初のところかもわかりません。そのわかりにくいということはやはり
○日下部禧代子君 はい。
○日下部禧代子君 そうじゃなくて、私はもう少し詳しくどういうことなのかということを。
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、私は神奈川県民、横浜市民なのでございますが、昨年秋からの神奈川県警の不祥事、もう大変に県民の一人といたしまして残念に、そして悲しく思ったのでございました。 これは神奈川県だけではなく、新潟の問題あるいはまたその他の県でも神奈川県がきっかけになったような形で、こういうものが続々と出てきてもらっては
○日下部禧代子君 特に女性の場合は、女性の卵子の採取、使用ということが、これはクローン技術も含めまして生命科学にはどうしても必要になってまいります。そういった点で、女性の意見、それからまた当事者の意見の反映ということは非常に重要だというふうに思うのでございますけれども、このクローン小委員会の名簿を見ますと女性の委員はお一人も入っていらっしゃらないのでございます。 その点に関しまして、クローン小委員会
○日下部禧代子君 やはりこういう非常に根元的な問題、そして同時に国民全体の問題、国民的な議論というのを至るところで聴取する、その声が反映された上での法案づくりということがなければ、さまざまな問題があちらこちらから法案ができた後に噴出してくるというようなことにもなりかねないと、私は大変にその点を危惧するわけでございます。 ですから、今、井村参考人がおっしゃいましたように、公開は反対だという方、そのような
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 生命科学あるいは遺伝子組みかえ技術ということについて考えますときに、医学あるいは生物学だけではなく、どうしても倫理、宗教にわたる幅広い分野の課題というものが検討されなければならないことは言うまでもないというふうに思います。それは、人間とは、あるいは人間の存在、人間の誕生とは、生命とは何かという、そういった根源的
○日下部禧代子君 きょうは岩手県そして横浜市、それぞれの自治体の現状、そしてまたお取り組み、御努力を伺うことができまして、本当にありがとうございます。 まず、岩手県についてお伺いしたいと思いますが、人口の推移と将来推計のことでまずお聞きしたいんですが、この人口の推移というのは自然増、社会増というふうに普通分けて考えますが、これは自然増じゃなくて自然減でございますね。あるいは社会減、そういった観点からの
○日下部禧代子君 文化庁の現行の体制でこういうことは可能でしょうか。また、新たなシステムというのを、体制を整えるということも含めてでございますか。
○日下部禧代子君 やはり本当にメリットにするためには、今最後につけ加えた情報公開ということ、それから情報提供、これが非常に重要なことだというふうに思いますので、徹底していただきたいというふうに思います。 次に、裁定制度についてお伺いいたしますが、著作物というのはいずれもすべてが代替のきかないものであるがゆえにとうといわけでございますが、そういたしますと、利用料金の設定ということにつきましても比較対象物
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 冒頭に一言申し上げたいと思います。 十一月二日の本委員会で、インターネットの文部省のホームページに掲載されております文部大臣のお言葉について議論をさせていただきました。委員会終了直後に、大臣御自身から、私が御指摘させていただきました箇所、特に個人の尊重の行き過ぎというその箇所については訂正するというお電話をじきじきいただきました
○日下部禧代子君 この論議をいたしますと、私の持ち時間三十分があっという間になくなってしまいそうでございますが、一点だけ、今のお言葉でございますが、大臣は個人主義というふうにおっしゃっておりますが、大臣は個人主義とお書きになっていないんです。「個人の尊重」とお書きになっているんです。個人の尊重と個人主義とは違います。全く違います。その点は、もう私の申し上げることをおわかりだと思います。 個人主義というのは
○日下部禧代子君 もしお言葉のとおりでございますと、個人の尊重というお言葉をお使いになるべきではなかったのではないかなと。今、大臣がおっしゃいましたように、間違った個人主義というような言葉じゃないと、個人の尊重ということは非常にいい意味で使われる言葉でございます。これは、私、何も大臣に講義を、元大学の教師なものですから講義する癖がございますが、いや、講義をしているわけではございませんが、やはり個人の
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 一昨日、十月三十一日でございますが、大臣からごあいさつをいただきました。きょうは、文部省のインターネットのホームページにお出しになっていらっしゃいます大臣の「よりよい教育を目指して」と題するお言葉に関してお尋ねをさせていただきたいと存じます。 大臣がこのように国民に直接御発言といいましょうか、御意見を表明なさるということはとてもいいことだというふうに
○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました議長不信任決議案に対しまして、賛成の立場から討論を行いとう存じます。(拍手) まず、冒頭でございますが、先ほど反対討論で自民党の吉村議員はこのようにおっしゃいました。野党が斎藤十朗前議長のあっせん案を拒否したからあっせんが不調に終わったと、そのようにお聞きいたしました。そうですね、皆さん。(発言する者あり)
○日下部禧代子君 その教育基本法の抜本的な見直しの必要ということの理由の中に、その一つとしてやっぱり日本の文化、伝統、それから道徳というふうなことが触れられねばならないというふうなことがよく言われているのでございますが、改めて学習指導要領を見てみますと、例えば道徳教育の項でございますが、道徳教育は、教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき、人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を家庭
○日下部禧代子君 ありがとうございました。 私も大臣のおっしゃいますこと、本当にもっともだというふうに思います。でも、私が考えますに、やはり一言で言えばどうしてこのようにサミットにおいても一つの重要な課題というふうにして提示され、あるいは今世界が教育問題に対して取り組もうと言っているかというのは、新しい世紀、つまり二十一世紀を迎えるに当たって、二十世紀がどういう世紀だったか。確かに、十九世紀後半からの
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。 新文部大臣、科学技術庁長官、初めてお考えを承ることができるときょうは楽しみにして参りました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ところで、森首相は、その所信表明演説におきまして、教育改革というものを日本新生プランの重要な一つの柱と位置づけていらっしゃいます。そしてまた同時に、思い切った改革、単に改革ではなく、思い切った改革が必要だというふうにもお